福岡県の花火製造所を営む、線香花火職人の筒井良太さんが情熱大陸に出演されます。日本の風物詩とも言える線香花火ですが、実はそのほとんどが輸入品で、国内で製造しているのはたったの4件なんです。
そのうちの一つを経営する筒井さんと筒井さんが営む製造所について調べてみました。貴重な職人さんから一般の私たちでも花火を購入したりできるのか?
花火に興味を持った子供が体験できるイベントなどは無いか?皆さんぜひ一緒に確認していきましょう。
福岡県の線香花火職人・筒井良太さんプロフィール
- 福岡県出身
- 1973年生まれ
- 父は花火師
- 高校卒業後は自動車製造会社に就職(3年)
- 叔父の花火製造会社で修行
- 2011年に3代目筒井時正を襲名
家業を継がれ、花火職人になったのですね。修行を積み、今では40種類以上ものオリジナル花火を作られているそうです。
価格より伝統を大事にする今の線香花火作りのきっかけは奥様の一言だったそうで、ご家族の言葉から気づきを得て実行に移すような行動力と、ご家族との信頼関係を感じます。息子さんもいらっしゃるようで、素敵なお父様の背中を見てたくましく育ってくれそうですね。
筒井さんの花火は、東京都内のセレクトショップなどでも取り扱われているそうです。九州では結構有名かも知れませんが、今回の情熱大陸の放送をきっかけに全国的な知名度も上がりそうですね。
筒井さんの経営する福岡県の花火製造所はどこ?花火はどこで買える?
筒井さんの経営する花火製造所は、筒井時正玩具花火製造所といいます。昭和4年から歴史を紡いできました。
現在は3代目である筒井良太さんが後を継がれており、福岡県みやま市高田町(旧三池郡高田町)に位置しています。工場と事務所は別なようですが、どちらも高田町ないにあるようです。
7、8月は11:00-18:00まで営業されていて、定休日は水曜日です。その他の月は13:00-17:00まで、水土日祝祭日がお休みです。
花火は全国各地の様々な店舗でもお取り扱いがあり、東京都内が一番多そうです。北海道、関東は茨城県、神奈川県、長野県、四国は香川県、近畿では京都府、大阪府、兵庫県、三重県、奈良県、九州は福岡県、熊本県、長崎県、佐賀県、大分県と取扱店舗が見られました。
都内や府内だったり、たまたま店舗が近い方は手に入りやすいかも知れないですが、確実なのはオンラインストアだと思います。筒井時正玩具花火製造所のホームページからも購入可能です。
オンラインでの取扱商品は限られるようですが、今すぐ欲しい方はオンラインでの注文がおすすめです。そうはいっても、実物をお店で見たりもしたいですよね。
製造所のホームページにお取り扱い店舗一覧が載っていますので、気になる方はチェックしてみてください。最後にホームページを載せておきますね。
花火の予約や注文はどこで出来る?
こちらは筒井時正玩具花火製造所のインスタグラムから、新作の花火のお写真です。花富士という素敵なお名前がついています。
こんな素敵な花火たちですが、お店が近くに無かったら買いに行けない!どこで購入できるの?と思われるかも知れません。
結論から言うと、製造所のホームページから花火の注文が一般の人でも可能になっています。オンラインで注文できるようになっており、現代のデジタル化に対応されていました。
季節限定の花火やお祝いに良さそうな花火などいくつも種類があり、普通の花火と比べると多少お値段は上がりますが貴重な職人さんの手作りと考えると安いものだと思います。間違いなく質も良いので、夏の思い出に一度ご購入されてみてはいかがでしょうか。
今は新しくお取り寄せ花火という通常はオンラインストアでは販売されていない花火を盛り込んだセットが販売されていて、個人的にはそちらがおすすめです。お得な感じがします。
ちなみに私はそちらを購入しました。この夏はなかなか外出もできないので、自宅でひっそり楽しみたいと思います。
また、体験ワークショップも行われています。花火に絵を描く子供向けのもの、火薬を使用する大人向けのものと種類があるようです。
各イベントへの出張ワークショップなどもあるようですので、興味のある方はお問い合わせしてみてください。
まとめ
今回は線香花火職人である筒井良太さんと、その製造所について調べました。日本の夏の風物詩、線香花火の伝統を守り続けている筒井さんとそのご家族。
かっこいいなと思います。花火を嫌いな日本人は珍しいと思いますが、ほとんどが国内で製造されていないと知っている人も同じくらい少なそうです。
花火を購入したり、選ぶ側がその事実を知り、安さに価値を求めるのではなく日本の伝統を守る選択をしていくことが大切だなと感じます。少しでも多くの人に筒井さんの花火を知ってもらい、もっと全国的に広まってゆくといいなと思いました。
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